はてなの茶碗

桂文珍4「はてなの茶碗」「星野屋」

桂文珍4「はてなの茶碗」「星野屋」

 「はてなの茶碗」というのは、この「はてな」のオリジナルグッズではなくて、古典落語のひとつです。人間の強欲さ、権威に振り回される弱さ、大阪商人のしたたかさと京都の商人のハンナリした雰囲気などがとてもうまく描かれていると噺だと思います。
 古典落語の良いところは、現在主流のお笑い芸(漫才、コントなど)のような強いインパクトが無いので、リラックスして、あるいはとてもボンヤリした状態で聴いても楽しめることかもしれません。この文珍さんの『はてなの茶碗』のCDを久しぶりに聴いみたら、オチに辿り着く前にいつの間にか心地良い眠りに落ちていってしまいました ^^;)