冬のボーナス

 そういえば1週間ほど前に冬のボーナスが支給されました。ボーナスが貰えるということは、会社勤めをしていて得られる数少ない喜びのうちのひとつであります。これといって特に大きな買い物をする予定は無く、先週アウトドアショップで寝袋を購入したぐらいで、あとは貯金することになり、その貯金でさえ「将来何かを買うための貯金」などではないので、実質的にはボーナスがすぐさま何かの役に立ってるわけではないのですが、やはり「ああ、今年もよく働かせてもらったなぁ」というささやかな幸福を感じ、それが来年へ向けての労働意欲に繋がったりします。
 これが結婚して家庭を持っていたりするとまた話は別で、同じ職場や友人の既婚者にきいてみると、ボーナスを貰っても特にお小遣いが増えるわけでもなく、日々の生活費や住宅ローンや子供の養育費へと消えていくので「嬉しくもなんともない」と異口同音に言っています。そういう彼らを見ていると心底「偉いなぁ」と思い尊敬の念さえ抱いてしまうと同時に、のんびりお気楽な我が身を省みて焦りのようなものを感じるのも事実です ^^;)