シャワーヘッド

 先日ご紹介しました『日本人の命を奪う6つの病気と誰でもすぐできる66の健康法!』という本の中に、「シャワーヘッドの材質はプラスチックより金属が◎」という項目がありました。コロラド大学の研究グループが米国の9つの都市で行った調査で、およそ30%のシャワーについてヘッドの部分から多くの細菌が検出され、細菌の量としては水道の蛇口の100倍にのぼったのだそうです。健康な人ならば、その程度の細菌で病気になることはまずないのですが、高齢者や病気に罹っていて免疫力が落ちている状態の人が、シャワーの水滴と一緒に細菌を吸い込んでしまうと肺炎を起こすことがあるので注意が必要とのことでした。

 著者の吉田氏によると、細菌が増えやすいシャワーヘッドと増えにくいシャワーヘッドがあり、プラスチックのシャワーヘッドは増えやすく、金属製は増えにくいのだそうです。(これは金属イオンの抗菌作用によるものと思われます。)
 我が家のシャワーヘッドはどっちだったっけ、と思ってあらためて見てみましたらプラスチック製でした・・・。はてなユーザーは裕福な方が比較的多いそうなので、純金製のシャワーヘッドをお使いになっている方もおられるかもしれませんが、もしもプラスチック製でしたら、誤って吸い込んでしまわないよう御注意くださいませ。