『ミュージック・オブ・ハート』

ミュージック・オブ・ハート [DVD]

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 明日は所用のため会社を休むことにしました。ということは、いつものように朝5時前に起床する必要は無く、今夜は少しだけ夜更かし出来るので、暫く前に伊集院光の映画を紹介するラジオ番組でゲストの誰かが薦めていた『ミュージック・オブ・ハート』をレンタル(100円)で観ました。これは、1999年(日本では2000年)公開の作品で、メリル・ストリープ演じるバイオリンの先生ロベルタが、ニューヨークのイーストハーレムの小学校でバイオリンのクラスを担当するのですが、いろいろと困難にぶち当たりながらも最後は大ハッピーエンドというストーリーです。前半は、ロベルタの私生活のゴタゴタにフォーカスしている感があり「ああ、またアメリカ映画によくある家族の問題かぁ・・・」とウンザリしてしまい、そこで観るのを止めようかと思ったのですが、その後、物語は大きく展開し最後は涙が出そうになりました(出なかったけど)。ちなにみ、この映画は実話にもとずいていると後で知って驚きました。

 実は、メリル・ストリープはそれほど好きな女優ではなく、「メリル・ストリープが出ているから観よう!」と思う映画はこれまでにも無かったのですが、この人の役者魂が桁外れに凄いことはガンガンと伝わってきて、他のチャラチャラしたハリウッド女優とは明らかに一線を画していることは認めざるを得ません。昨年『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を観た時も同じような感想を持ちました。観るかどうかは別として、次はどんな役柄に挑戦するのかは興味があります。