奇妙な建物

 お気に入りのおにぎり専門店の近くに奇妙な形をした建物があります。1本の道路がふたつに分かれる股の非常に狭い部分に建てられていて、いちばん狭いところは1mもないんじゃないかと思われます。おそらく壁は薄いのでしょうが、そうだとしても内部の空間は相当狭いであろうことは想像に難くありません。布団は敷けるのか?敷けたところで寝返りはうてるのか? また建物内部の移動は、壁に貼り付くように真横になった体勢でカニのように横歩きするしかないでしょう。だいたいこんなのは建築法的には大丈夫なんだろうかと思うのですが、生活感が無く、たぶん今は誰も住んでおらずに放置されている状態なのでしょう。一度内部を覗いてみたい気がします。
 そういえば、立花隆氏の事務所ビル(通称「猫ビル」)も随分と狭いところに建てられていたことを思い出しました。