『パーソンオブイン
タレスト』という
アメリカのTVドラマのDVDを毎週1枚ずつ借りてきては観ているのですが、そのドラマの主人公を演じている
ジム・カヴィーゼルという俳優は他にどんな映画やドラマに出てるのかな、と思って調べてみましたら『パッション』という映画がありましたので観てみました。これは、熱心な
カトリック教徒でもある映画俳優の
メル・ギブソンが監督したもので、
イエス・キリストの最後の12時間を出来るだけ忠実に描いたものなのだそうです。台詞も全て
アラム語と
ラテン語で、
メル・ギブソン監督の意向により日本語を含めた各国の吹き替え版は一切製作されていません。私は、
キリスト教に関してはちゃんとした知識をほとんど持ち合わせておりませんでしたので、取り敢えず、何故キリストが受難するに至ったかといった対立構造だけは極めて泥縄式に確認してから観ました。
キリスト教に関する基本的なことは理解しているという前提でストーリーは進行していくので、所々に不可解な点がありましたが何とか無事に観終えることができ、同時にイ
エスという人物についてもっと知りたいという興味が湧き上がってきました。
映画の中には、かなり残酷で生々しい拷問シーンが結構長い時間に渡って描写されているので、そういうのが苦手な人にはお薦めできませんが、私自身としてはイ
エスと
キリスト教、時代背景などをしっかり勉強し直してからもう一度観てみたい気がする作品です。