ゼロ・ダーク・サーティー

 年末年始の休みに中途半端に時間が出来たので、普段は敬遠しているちょっと長めの映画『ゼロ・ダーク・サーティー』をDVDで観ました。ウサマ・ビン・ラディンの捕獲・殺害のミッションを描いた作品。一応実際に関与した人達の証言をもとに作成されたものらしく、フィクションの娯楽アクション映画のようにヒーローがカッコ良く難関を切り抜けていくという話ではなく、むしろCIAの無能な部分やアルカイダのしぶとさが浮き彫りになっているようにも思えました。ちなみにタイトルの「ゼロ・ダーク・サーティー」は軍事用語で「午前0時30分」という意味だそうです。この時刻にミッションが決行されたということなのでしょう。
 主人公のマヤを演じるジェシカ・チャスティンは、決してとびきりの美人というわけではありませんが、なかなか良かったです。映画女優の場合、少しラテンの血が入っている方が魅惑的で(あくまで個人的な見解ですけど)、それに対してジェシカ・チャスティンは真っ白な肌、赤毛、ソバカスありという全く逆のタイプなのですが、映画のキャラクターの影響もあるのかグッと惹かれるものがありました。映画の中で、Tシャツ姿で出てくるシーンがあったのですが、体が細い割にはしっかりとした二の腕をしており、二の腕フェチの私としては戻ってそのシーンを再度観てしまうほどでした ^^;)