まだまだ頑張れニッポン!

 コートジボワール戦に負けてしまったことは、とても残念です。敗因はテレビや新聞等で分析されている通り、やはり日本の攻守の軸であった左サイドを崩されてしまったことでしょう。コートジボワールは格下である日本をしっかりと研究してきていて、今回のような戦法が有効であることが明らかになってしまい、次の対戦相手のギリシャは当然それを踏まえた戦術で来るでしょうから、勝つのはかなり難しそうです。それでも敢えて「自分たちのサッカー」にこだわって戦うのか、それとも意表を突く秘策を繰り出してくるのか、楽しみにしたいと思います。
 それにしても、これまでに比べたら欧州のクラブに所属してハイレベルなリーグで揉まれている選手の数が多くなって、日本代表のかつて無い「強者揃いぶり」に逞しさと安定感を感じていたのですが、そんな彼らでさえ普段の力を思うように出せないW杯ってのは本当に独特の雰囲気を持ったものでしょうね。そういった雰囲気を知らない外部の者が、ああだこうだ言うのは簡単ですが、そういう厳しい環境で必死になって戦っているんだということを慮って、これからもしっかりと応援していきたいです。頑張れニッポン!