『フライト・ゲーム』

 先日、『フライト・ゲーム』という映画をレンタルで観ました。リーアム・ニーソン演じる航空保安官が搭乗した旅客機で、指定された銀行口座に1億5千万ドルを送金しなければ20分にひとりずつ乗客を殺すという予告がメールで届き、犯人を見つけようと格闘するというストーリー。エンディングは、いかにもハリウッド的なドタバタのうちに何とか一件落着というパターンなのがちょっと強引だとは思いましたが、全体としてはよく出来た作品で、それなりに楽しめました。正直、主演のリーアム・ニーソンはあまり好きな俳優ではありませんが、例えばミッションインポッシブルのトム・クルーズやボーンアイデンティティーのマット・デイモンのようなスーパーマン的な強さは無く、いろいろと問題を抱えたダメ人間であるところには妙に親しみを感じました。