コードネーム U.N.C.L.E.

 先週リリースされたばかりのスパイ映画『コードネームU.N.C.L.E.』のDVDをレンタルで観ました。スパイ小説やスパイ映画が大好きな私としてはとても楽しみに待っていた作品でした。
【以下、ネタバレあり】
 舞台は1960年代のアメリカとソ連(当時)の冷戦時代。CIAとKGBの凄腕エージェントが対立しつつも、共通の敵を倒すために不本意ながら力を合わせて戦うという話です。マット・デイモンのボーンシリーズやトム・クルーズのミッションインポッシブルのような派手なアクションはありませんが、全篇を通してコミカルなタッチで描かれており、これはこれで楽しめます。(ちなみに、ウィキペディアによりますと、この映画は1960年代に米国や日本で放映された『0011 ナポレオン・ソロ』というテレビドラマのリメイクらしいです。)
 特筆すべきはやはり主演の二人のイケメンぶりか。CIAのエージェントは『マン・オブ・スティール』でスーパーマン役を演じたヘンリー・カヴィルKGBのエージェントは『ソーシャルネットワーク』のハーバード大学生役や『白雪姫と鏡の女王』で王子様役を演じたアーミー・ハマーで、二人ともカッコ良かったです。
 物語の最後は、問題が解決してホッと一息ついているところへ、次なるミッションが届いて終わります。つまりは、この映画はシリーズ化して続いていくということで、ファンとしては次回作を楽しみに待ちたいと思います。