鰹節削り器

 キッチンに見かけない木箱があったので母に尋ねてみると、それは鰹節削り器でした。書道関係の知り合いから「削り節パックなんかより絶対に美味しいから」と言われて買うことにしたらしいです。Amazonで調べてみると、同じようなタイプの物が7,000〜8,000円ぐらいで販売されているようですが、母はデパートで12,000円ほどで購入したとのこと。

 削り節パックが一般的になる以前は、どこの家庭でも必要に応じてその都度ガリガリと鰹節を削っていたようですが、今ではそんな人はいないんじゃないかと思っていました。しかし、デパート等で販売されているということは、今でもある程度の数のユーザーがいるということなのでしょうね。
 コーヒーも、挽いた粉を買うのではなく、豆のまま買ってきて淹れる直前にミルで挽いた方が香りが良いのと同様に、鰹節だって削りたてが一番風味が良いのでしょう。しかしながら、うちの母はなんだかんだ言いながら結局は楽な方へ流れていく人なので、いつの日かまた削り節パックへ回帰するのではないかと予想しています ^^;)