生ハム

 会社から駅へ向かって30分ほど歩く際にはPodcastでラジオ番組を聴くことが多いのですが、先日は新しく配信された分を予めダウンロードしておくのを忘れてしまい、仕方がないので以前聴いたことがある番組をあらためて聴きました。その番組は、随分前にも記事に取り上げたことがある『辺境ラジオ』という番組で、思想家の(武道家でもあり、哲学研究者でもある)内田樹氏と精神科医名越康文氏とアナウンサーの西靖氏の3人によるトーク番組で、だいたい3か月に1回放送されます。大抵はその時期に起こった出来事についてああだこうだ議論するわけですが、そのトピックの旬の時期をいくらか過ぎてから聴いても、なかなか中身が濃くて、スルドイ見識には唸らされることが多いです。
 先日聴いた回では、たまたま西アナウンサーが大きな生ハムの塊(豚の脚そのままの形状)を購入した件について話し込んでいる時間帯がありました。スペイン産のイベリコ豚の生ハムで、これについても以前ブログで取り上げたことがありますが、見た目はかなりグロテスクですが、味は良いとのこと。

 ラジオ番組を聴いた私は、この豚の脚を誰かにお中元として贈ってやろうかとも考えたのですが、サプライズを通り越してかなり迷惑だろうから却下 ^^;) 仙台在住の妹の誕生日プレゼントにどうだろうかともチラッと考えたのですが、あそこの家には室内犬が2匹いて、こんな豚の脚を見つけたらコーフンしてベロベロと舐めまくったり、かじり倒したりするに違いなさそうなのでこれまた却下。
 そもそも、本場スペインのようなカラカラに乾燥した気候ならばかなり長期間保存できるそうですが、日本のような湿潤気候ではあっという間にカビがはえてしまうのだとか。どうしも食べたくなったら、スーパーで売っているスライスされてパックされた生ハムを買うのが無難かもしれません。

 番組の中では『イベリコ豚を買いに』という本の紹介もされていました。面白そうなので読んでみたいです (^^)

イベリコ豚を買いに

イベリコ豚を買いに