パリでの事件

 折しも『服従』という2022年にフランスでイスラム政権が誕生するという近未来小説を読み始めた矢先、パリで起こった同時多発テロのニュースが飛び込んできて大変驚きました。この犯行に対しては勿論強い憤りを感じます。しかし、武器や軍事を含めた様々な分野の技術が進んでも、今回のようなテロ、及び暫く前に起こったロシアの旅客機の爆破、そして1月に起こったシャルリー・エブド襲撃事件といった原始的な手口のテロを防ぐことが出来ないことに絶望を感じます。
 この事件に関するテレビニュースを観ていたら、私の地元の高校の教頭先生がインタビューに答えていました。何だろうと思ったら、この高校の美術科の学生がフランスへ研修旅行に来ているそうで、ルーブル美術館へ行く予定が今回の事件でキャンセルになったのだとか。無事に帰ってきてほしいです。

服従

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