紙の新聞、ネットのニュース

 以前は、紙の新聞をメインに読んでいたのですが、段々とネットのニュースサイトの記事を読む時間が増えてきました。紙の新聞の良いところは、各記事が「見出し・要約・本文」という構成になっているので、例えば時間が無い時などは、見出しと要約だけにザッと目を通しておけば、その日の世の中の動きの概要を把握することが出来るし、記事によって大きく取り上げられたり、小さく載っているだけだったりと様々なので、何が重要項目なのかの見当を付けることも出来ることです。
 一方、ネットのニュース記事は、基本的に「クリックさせる」ように出来ていて、思わせぶりなタイトルを付けて「何が書いてあるんだろう?」と気を引いてクリックさせて次のページへと誘導するようになっていますので、紙の新聞のように見出しだけを見て大まかな流れを理解するようなことは出来ません。さんざん長い記事を読ませておいて結局大したことが書かれていなくて時間ばかりかかることもあります。
 そんなわけで徐々にネットニュースを読む時間が増えて、紙の新聞を読んだり本を読む時間が少なくなってしまい、これではいかんなあと感じている今日この頃です。