いつも髪をカットしてもらっている美容室の店長さんは、お客さんとコミュニケーションを取るための努力をしているようで、私がチョコレート関係の仕事をしているので、チョコレートに関する情報をいろいろと話してくれることがあります。先日は、「こんなチョコレートが100均ショップで売ってましたよ」と言って、板チョコを私にプレゼントしてくれました。そのチョコはマレーシアで製造されたものを輸入しているようで、100円（＋税）にしてはかなり大きめの板チョコでした。「お得感重視」で味は二の次なのかなと思って食べてみると、これがなかなか美味しいのでありました。よく見ると「準チョコレート」と記載してあり、つまり一般のチョコレートよりもカカオバターの含有量が少なく、代用油脂の割合が多いのですが、それでもこの風味を出しているのは驚きでした。安価な原料を使っているにも拘らず、吟醸酒や大吟醸酒にも負けない風味の日本酒のようなものかもしれません。勉強になりました。
