コンビニの閉店

 昨夜、一旦帰宅してから借りていたDVDを返しに車でTSUTAYAへ向かいました。途中でコンビニに寄ろうと思っていたのですが、気が付くともう通り過ぎてしまっていたようでしたので、帰りに寄ることにしました。そしてTSUTAYAからの帰り、今後は通り過ぎないように気を付けていたら、そのコンビニ(ローソン)が無くなっていることが判明しました。つい1週間ほど前までは普通に営業していたのに、既に看板等の店の名前やロゴマークが入ったものは撤去されていました。このローソンの店舗は交通量の多い国道に面している上に競輪場がすぐ目の前にあるので集客力が高い立地条件の良い店舗でした。しかし、暫く前に道路を挟んだ斜め前にセブンが出店し、そちらへ客が流れてしまい売上が減ったのがローソンの閉店の原因だと推測されます。
 これがセブンのやり方で、他のコンビニと平和に共存しようなどという気は全く無くて、隣接する場所にドカンと出店してきます。そもそもコンビニなんてのは、とーちゃん・かーちゃんが交代で店に立って、安いバイト店員を雇ってなんとかギリギリやっていける程度の収入しかないところが多く、そこへブランド力のあるセブンが出店してきたらひとたまりもなくて、閉店に追い込まれるのは時間の問題なのかもしれません。また、同じセブン同士で競合させる、つまり既存のセブンのすぐ近くに別のセブンを出店させることもあり、どちらかが閉店するのを見たこともあります。セブンの本部にしてみれば、片方が潰れようと本部に吸い上げられる金額に大差がなければ痛くも痒くもないのかもしれませんが、末端で働く者にとってはたまったものではないでしょう。ビジネスの世界で勝ち残っていくのが厳しことは承知していますが、なんだかちょっと倫理的にはどうなんだろうなと思ったりしました。