塩釜(1)


 東北旅行2目は、妹の車で塩釜へ連れて行ってもらいました。まず最初に訪れたのは「浦霞」等の塩釜の地酒の醸造元である佐浦酒造店。ここの売店では日本酒は勿論のこと、宮城県の陶芸家が作った徳利や猪口等の酒器も販売されていました。そしてお店の一番奥にカウンターがあり、そこで「きき酒」が体験できるようになっていたので参加してみました(妹は車を運転するので参加しませんでした)。レジで300円払って猪口を受け取り(この猪口は使用後は持ち帰れます)、店の奥へ移動。私の他には3人いました。カウンターの向こう側に蔵元の人(店主?)がいて、参加者の猪口にお酒を注ぎながらそれぞれの酒の説明をしてくれます。この日は本醸造酒(辛口)、吟醸酒、生の大吟醸(だったかな?)の3種類の日本酒と2種類の梅酒(焼酎をベースにした一般的な梅酒と日本酒をベースにした梅酒)を紹介して頂きました。どのお酒もとても個性的で、もっとじっくりと飲んでみたい気持ちになりました。

 醸造元のすぐ近くに「チョコレート工房 クレオバンテール」というチョコレートの専門店がありました。チョコレートメーカーに勤める私としてはやはりとても興味があったので、「猪口の次はチョコ!」というオヤジギャグ的な流れでお店の中へと入っていきました。割とシンプルな雰囲気の店内で、ショウケースの中には一口サイズのチョコレートが20種類近く並んでいました。その中から8種類ほど購入。その他に、地元の名産である藻塩、そして藻塩を使ったクッキーも購入しました。チョコレートはとても美味しかったです。こういうハイレベルなチョコレートを作っているお店が塩釜にあるというのがとても不思議と言えば不思議です。