続いて、塩釜神社へ向かいました。車を駐車場において、まずは志波彦(しわひこ)神社へ、次に塩釜神社へお参りしました。連休の谷間の平日でしたが、参拝者もそこそこたくさんいて、やはりここでも赤ちゃんを連れた夫婦の姿をたくさん見かけました。
えらくザックリとした感じの、あらゆる願い事をカバーする(?)お守り
ところで、志波彦神社から塩釜神社へ向かう途中にある小道を進んでいくと、根っこからグイッと斜め上方へ伸びた巨木があります。その根元には水たまりがあるのですが、その水を割り箸の先端に付けて、それをイボに付けるとイボが取れると言われているそうです。その水というのが灰色に濁っていて、これを体に付けるのはかなり勇気がいりそうです。私の体にはイボが無いので今回はただ見ただけでしたが、木の根元に設置された祠(ほこら)の賽銭箱の前にはたくさんの割り箸が置いてありました。めでたくイボが取れたら御礼として割り箸を倍返しにして納める習わしなのだそうです。元来イボというのはオマジナイが比較的よく効く数少ない病気のひとつであるので、「この水を付けるとイボがとれるんだ」と思い込めば、取れるのかもしれません。「とれるんだ」という思いを一層強くする雰囲気がこの巨木にはあるのでしょうね。