この間の日曜日の昼下がり、ふとラジオのスイッチを入れると、NHKのFMで松尾貴史さんのトーク番組が放送されていました。二人のゲストのうちの一人は室井滋さんでした。室井さんに関しては、どのテレビドラマに出てたとか、どの映画に出てたとか、全く印象に残っていないのですが、何故かよく見かけるような気がします。今でこそ、まあ年相応のオバちゃんっぽさはありますけど、若い頃は決して美人ではありませんが、妙に惹きつけられる魅力を秘めた女優さんでした。
その室井さんが番組の中で紹介していた本がとても気になりました。その本というのは『アンジュール ある犬の物語』という絵本。室井さんはこの絵本を書店で立ち読みして最後に号泣したと話していました。どんな内容なのかとても興味が湧いたので直ぐにAmazonで注文し、月曜日には届きました。早速ページをめくってみますと、太い鉛筆でササッと描いたようなシンプルな絵、そして言葉は一言も書かれていないのですが、それ故に心を捉まれ、最後のシーンでは号泣までは行きませんでしたが、めでたしめでたしでホッとしました。この作者は他にもいくつか作品があり、Amazonで入手可能なようですので、読んでみたい気がします。
- 作者: ガブリエルバンサン
- 出版社/メーカー: ブックローン出版
- 発売日: 1986/05/01
- メディア: 大型本
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