骨と血液

 ここ何年かのフルマラソンの大会で、なかなか思うような結果が残せていない原因のひとつとして、運動中は血流が脚の筋肉へ集中して、胃への血流が減って胃が気持ち悪くなるというものがあります。そこで、体全体の血流量を増やすにはどうすればいいかをずっと考えてきました。最近思いついたのが、体の中で作られる血液が減ってきているのではないか、ということです。血液は骨の中の骨髄で作られます。赤ちゃんのうちは体全体の骨の骨髄で作られますが、大人になると背骨、胸骨、骨盤などの骨の中でしか作られなくなるそうです。ここからは私の素人的な想像なのですが、骨髄で血液が作られるためには、骨をそれなりに休ませなくてはいけないのではないか。そのためにはやはり、ちゃんと布団に体を横たえて、十分な睡眠を取ることが必要となるのですが、私の場合は慢性的な睡眠不足が続いているために骨が血液を作るという営みが妨げられているのではないか。睡眠が必要な理由はたくさんありますが、血液が正常に作られるためにもちゃんとした睡眠が不可欠であると考えられます。これからは質の高い睡眠を確保できるように、これまで以上に注意したいです。