今年2回目の下北沢

 東京へ行ってまいりました。まず向かったのは下北沢。品川で新幹線を降りて山手線で渋谷へ、そこで京王井の頭線に乗り換えます。こういうことを書くといかにも田舎者っぽいのですが、渋谷駅の人の多さには毎度のことながら圧倒されてしまいます。大学時代の4年間は東京で過ごし、ある程度の人の多さには慣れていましたが、あの頃から渋谷は苦手でした。そんな渋谷の人の波をやっとの思いで乗り越えて京王線のホームへ辿り着きました。

 下北沢へ着いて向かったのが、松尾貴史さんの『パンニャ』というカレー屋。ここへ来るのは今年の4月以来2回目。11時半の開店直後、厳密には11:33に行ったのですが、先客が既に4名いました。その4人の客は全て女性でした。女性に人気のお店なんですねぇ。
 前回はチキンカレーとキーマカレーのハーフ&ハーフを食べたのですが、今回はカツカレーにしました。このカツ(トンカツ)がちょっと変わっていて、真っ黒なのです。これは焦げているのではなく、イカスミ使っているのだそうです。お味の方は、これが予想外の美味しさでした。カツは脂が乗ってジューシーで、カレーとの相性も良かったです。松尾貴史さんの新刊『東京くねくね』を持参していき、カレーを食べながら読もうと思っていたのですが、カツカレーのあまりの美味しさについ食べるのに夢中になってしまい、本の方は全く読めませんでした ^^;)