会社の中を歩いていて他の部署の前を通りかかった時に、例の洋楽好きの男性社員に呼び止められました。「ねごとが解散する・・・」と彼は言いました。ハァ？ねごと？何を寝言を言っているんだろう、と思ったら、「ねごと」というガールズバンドが解散するとのこと。この男性は、洋楽だけでなく、日本の音楽も幅広く聴いていて、よくライブに行ったりもしているのでした。そして「ねごと」の解散前最後となる全国ツアーの名古屋公演のチケットも既に入手したのだと。
「ねごと」とは一体どんなバンドなんだろうかと思ってネットで動画をチェックしてみましたら、曲の感じは違うのですが、雰囲気的にはチャットモンチーっぽいなぁという印象を受けました。ただ、そういうスタイルを模倣しているだけで、私としては特に魅力を感じず、それ以上ネットで動画を観る気にもなれず、またはCDを買ったりライブチケットを手に入れたいという気にもなりませんでした。
そもそも「ねごと」がどうして解散するのかというと、ボーカルの女性の出産を機に、ということらしいです。そういえばチャットモンチーが解散したのもギター＆ボーカルのエリちゃんの出産が大きな理由のひとつらしいです。子供が生まれるということは、当然のことながら出産だけでなく、その後も子供が大きくなってある程度自立するまではともに暮らして育てていくことになるので、その間は音楽活動が出来なくなるのも無理はありません。これが会社組織でしたら他のメンバーでカバーしていくことも出来るのでしょうが、バンドのメインが出産となれば、もう「解散」しか選択肢が無いのは残念です。
ネットで動画をチェックしたついでにチャットモンチーのライブ演奏も観ました。やっぱりチャットモンチーには他のバンドには無い何かがあるよなぁ、「ねごと」はガールズバンドという形はあっても魂が入っていない感じがするのに対して、チャットモンチーにはちゃんと魂が入っているのが分かります。何故わかるのかというと、チャットモンチーの魂の振動がこちらの魂にも伝わってきて共鳴するからかもしれません。魂が呼応するのは魂だけなのかな。
チャットモンチーの好きな曲はたくさんありますが、この「8cmのピンヒール」も割と好きです。高音域の裏声になる部分でボーカルの音程が外れているのがちょっと気になりますけど、ライブ演奏だと仕方がないのかもしれません ^^;)
