先日、断捨離のために遠くからわざわざ来てくれた妹を見送りに、名古屋駅まで行きました。無事に新幹線に乗車したのを見届け、小腹も空いていたので、ホームにある立ち食いのきしめん屋へ入りました。何年も前（おそらく十数年、もっと前かも）、椎名誠さんのエッセイの中に、名古屋駅の新幹線のホームで食べたきしめんが美味かった、と書かれてあるのを読んで、そんなに美味しいのか、と興味が湧いて食べに行ったことがありましたが、それ以来のきしめんでした。街の中の本格的なお店で出されるきしめんに比べたら、駅の立ち食いなんて・・・、と一段下に見てしまいそうですが、これがなかなか捨てたもんじゃなくて、麺もしっかりしているし、出汁の味も良いのです。立ったまま食べるのが勿体ないほどで、ちゃんと椅子に座ってじっくりと食べたい美味しさでした。
