関西方面へ

 講演を聴きに新幹線で関西方面へ行ってきました。その講演は本当は2月に開催されるはずでしたが、新型コロナの影響で延期されたのでした。当然のことながら会場に入る前には手指のアルコール消毒と検温があり、観客席はひとつずつ間を空けて座るようになっていたので全体の半分ほどしか入っていませんでした。半分しか入れないので講演は2回に分けて行われ、私は後の部でした。講演でお話をされた方は、普段はとてもエネルギッシュなのですが、前の部でエネルギーの大部分を使ってしまったのか、やや元気が無かったような気がしないでもありませんでした。 

 新幹線は緊急事態宣言中に比べれば乗客数が増えてはいるのでしょうが、それでもまだまだ空席が目立ちました。新型コロナ前ですと、週末の新幹線は東京方面も関西方面もそれなりに混んでいて、何本か後にずらすか、普通車は満席だからグリーン車にすることもあったのですが、今回はそんなことをしなくても座席を確保出来ました。「混雑していない」、「待たずに乗れる」という点だけを見れば利用者としてはありがたいのですが、こんなふうでこの先は大丈夫かなと心配になります。