『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇』

 今まさに行われている自由民主党の総裁選の争点のひとつが「女系天皇」を容認するかどうかです。女系天皇がどういうものなのか、もし女系天皇を認めたらどうなるか、ということに関して理解を深めようと思い、原作:青山繁晴氏、作画:弘兼プロダクションの『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇(すめらぎ)』という本を読みました。約200ページの本で、その半分が漫画で残りが解説ページとなっています。私自身、女性天皇は分かっても、女系天皇がどういうものなのか曖昧でした。しかしこの本ではとても分かりやすく説明してあったのでよく理解でき、スッキリしました。そして理解すると同時に2600年の永きに渡って連綿と継承されてきた男系(父系)による天皇制を現代の一時的な考え方で勝手に変えること(即ち女系を認めること)で途絶えさせてしまってはいけないという気持ちが強くなりました。