インターネット・エクスプローラー

 米マイクロソフトのウェブ閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」のサポートが15日(日本時間16日)に終了します。うちの会社でも社内のソフトウェアのうちの幾つかをIEを使って動かしていたのですが、暫く前にIEからグーグル・クロームに切り替わりました。一般の社員はそれぞれの端末でちょっとした設定の変更をするだけで済みましたが、情報システム部は大変だったことだろうと思います。コンピューターに関するトラブル(外部とのメールのやり取りができない等)が発生すると、「どうしたんだ!」とか「早く復旧させてくれ!」と会社中から責められるのに、今回のIEからの切り替えのように実は結構たいへんなことなのに、ミス無くやり遂げたとしても、部外者からは何てことないように見えてしまうと感謝されることも無いというのは気の毒に思えてしまいます。

 それにしても、インターネット・エクスプローラーが社内のシステムに導入された当時は、まだマイクロソフトが強かった時代で、それを選択するのは当然のことだったのかもしれませんが、今の時代は断然グーグル。これはこの先もずっと変わらないように思えますが、この世界は何が起こるか分からないので、今はまだ存在すらしていないベンチャー企業がグーグルにとって変わる日が絶対に来ないとは断言はできないような気がします。