会社で化学分析に使用しているレーリッヒ管という特殊なガラス器具が割れたので、いくらぐらいするのかを調べてみたら予想していた以上に高額でした(汗)。シリンダーの横から出ているコックが付いたクランク状の細い管の根本がポキっと折れてしまったので、これなら修理できるかも、と思って普段から取引のある業者に相談してガラス製品の工房にあたってもらったところ、修理可能であり提示された料金もさほど高くなかったのでひとまずホッとしました。ただ、ガラスに小さな亀裂があった場合、修理のために高温に加熱した際に割れてしまうこともあるらしいので、まだ安心はできません。
過去にはケルダール窒素分解装置に横向きに取り付ける排気管が割れたことがありました。これも高額なガラス器具なのですが、なんとか修理することができました。
ガラス器具の破損は、日常茶飯事とは言わないまでも、使用している以上は必ず起こりうるので、取り扱いには細心の注意が必要だとあらためて感じさせられました。