アップルの新製品の発表がありました。私も10年ほど前にアップル信者になって以来、毎年この時期に行われる新作発表のイベントを興味深く見てきました。今年は、iPhoneとアップルウォッチの新機種が発表されたのですが、私はiPhoneもアップルウォッチも今年になってから買い替えたばかりなので、この新しい機種を買うことはありません。今年どころか、この後数年間は買い替えることは恐らく無いでしょう。iPhoneに関しては、毎年何がしかの機能性が向上したり（例えば今回ですとカメラの画素数が4倍になりました）、新しい機能が追加されたりしているのですが、正直なところ「これは凄い！」というような画期的な機能が誕生することはまずありません。と言いますのも、スマホはもう既にいわゆる「成熟商品」であり、機能的には行き着くところまで行ってしまったわけです。そして、買い替えに慎重になる最大の理由はやはりその高い価格です。スマホなんてせいぜい4〜5万円が妥当な価格で、確か当初はその程度の価格設定だったと記憶していますが、いつの間にか10万円を超えるのが当たり前になり、一番高いモデルなどは20万円を超えるようになりました。今どき、パソコンだって20万円以下でそこそこ良い製品が買えるのに、スマホごときにとてもそんな大金を支出する気にはなりません。と落ち着いて考えれば当たり前のことなのですが、アップルストアや家電量販店へ行って実際に手に取ってみると、欲しくなってしまうのが怖いところです。
