年賀状

 「年賀状が元日に届くようにするためには、いつまでに投函すればよいのか?」については昔から12月25日だと言われており、それは現在も変わっていないようです。この時期の郵便局は大変忙しいので、少しでも現場の忙しさを緩和したいがためにそのように呼びかけているのであって、実際には25日を過ぎてから投函しても、とりわけ配達先が近隣地区であれば、ちゃんと元日に届くようです。昨今はSNSを利用した新年の挨拶が増えて、それと入れ替わるように年賀状の販売枚数が減少しているので、郵便局は以前ほど忙しくないのではないのか、であれば25日を過ぎたって大丈夫に違いない、と考えております。

 そのように私に都合の良いように解釈して25日を過ぎてから毎年大慌てで投函していたのですが、今年は何とか25日にギリギリ間に合いました。私の場合は宛名は手書きなので手間がかかり、それ故、億劫になって手をつけるのをズルズルと先延ばしにしてきたのですが、たくさん書かねばならないと思うからやる気が起きないのであって、まずは1枚だけ書いてみようという心持ちで始めてみたところ、1枚が2枚、2枚が3枚と進んでいき、終わってみれば全部一気に書き終えていました。来年からもこの方式で行きたいと思います。あるいは宛名はデータを業者に渡して印刷してもらうこともできますが、宛先の住所を書きながら、その人に暫し想いを馳せるのは、それはそれで楽しいので、せめて宛名ぐらいは手書きにしたい派なのです。