木曜雑感

 「ほぼ日」に載っている糸井さんのコラムというかエッセイの中で、あの有名な寓話『金の斧、銀の斧』にツッコミを入れているくだりがありました。金とか銀は貴金属としての価値は高いけど柔らかい金属なので斧には向いておらず、斧ならばやはり硬い鉄しかあり得ない、みたいなことを指摘していて、ああなるほどなぁ、今までそんな視点からあの寓話を見たことは無かったので、妙に納得したのでした。さすが目の付け所が違う。

 寓話といえばfable(ファブル)。アクション漫画の『ファブル』の最新刊は発売日に電子書籍をダウンロードしたのだけれど、まだ1ページも読んでいません。関心が無いからではなく、読み終わってしまうのが勿体ないから。そうこうしているうちに次の巻の発売が近づいてきたので、そろそろ読まないと。ちなみに、村上春樹の新刊も読み終わるのが勿体なくてまだ少ししか読んでいません。GW中に読み進みたいです。

 東京駅の目の前にイタリアの高級宝飾ブランドの名前を冠した外資系高級ホテル「ブルガリホテル東京」がオープンしたとのニュース記事を2日ほど前に読みました。宿泊料金は普通の部屋が1泊25万円でスイートルームが55万円。リッツカールトンとかであれば、記念に一度泊まってみたい気にもなりますが、さすがに25万円は無理。一体どんな客が泊まるんだろうか。IT長者とか海外の大金持ちとかだろうか。