実写化

 かわぐちかいじ原作の『沈黙の艦隊』という漫画が実写映画化され、9月29日に公開されるようで、ネットで予告編を時々目にするようになりました。原作の漫画は単行本になったものを大人になってからまとめ買いして読み始めたものの、途中で飽きてしまって最後まで読めぬまま古本屋へ売り飛ばしてしまいました。ですから、終盤はどんなストーリー展開になっているのか知りません。そのあたりがどうなっているのか、気にはなっていたので、この実写版を観てスッキリさせておこうかとも思っています。ただひとつ、実写版を観ることをためらう理由があるとすれば、主人公の海江田を演じるのが大沢たかおであることかもしれません。原作を読んだ時のイメージとあまりにも違い過ぎて、何でこの俳優が選ばれたのだろうかと大いに疑問に思っていたら、この映画のプロデュースを行っているのも大沢たかおで、プロデューサーの権限を利用して主役の座を我が物としたのでしょう。では大沢たかおじゃなかったら誰にするかと問われれば、パッと思い浮かぶような役者はいませんが、敢えて挙げるとすれば堺雅人西島秀俊だけど、彼らとて原作のイメージとはかけ離れていて、それを演技力でカバーできるかどうかは甚だ疑問。俳優に限らなければ、一番ピッタリくるのは大谷翔平。大谷さんなら原作の海江田の「海の男」の爽やかな感じもあり、実力に裏打ちされた自信と余裕が感じられる立ち居振る舞いもできると思うのですが。


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