わく子との別れ

 今朝、お湯を沸かそうと思って電気ケトルのスイッチを入れたのですが、何も反応がありません。電源プラグがしっかりとコンセントにささっているか、その他に何か異常は無いかをチェックして外観上は特に問題無いのに、電気が通じません。これはタイガーの『わく子』という製品で、4年前に購入しました。外国製の安物ならいざ知らず、日本の有名メーカーの製品がたった4年で故障するとは。しかも、ハイテク家電ではなく極めて単純な機構なのに、これほどまでに耐久性が無いのは納得がいきません。今後は別のメーカー(象印とかティファールとか)のものを買おうと思い、すぐアマゾンでポチりました。しかし今朝のところは仕方がないので、ヤカンに水を入れてガスでお湯を沸かしました。そして、帰宅してダメだろうと思いつつ試しに『わく子』のスイッチを入れると、今度は何事も無かったように電気が通じました。おそらく内部の配線が、ハンダゴテで接続してあった部分が剥がれかけていて、電気が通じたり通じなかったりしているのでしょうが、まるで『わく子』が機嫌を損ねて拗ねているかのようです。ただ、内部の配線に問題がある製品を使い続けて突然発火したりしたら恐ろしいので、やはり『わく子』は捨てる方が無難かもしれません。