半導体が足らないわけではなかったみたい

 新車の納期が随分と長くなって久しいです。トヨタ車などは車種にもよりますが1年待ち、2年待ちは珍しくないようで、その理由について当初は「半導体が不足しており、車の生産が需要に追いつかないから」などと言われておりました。しかし、少なくとも最近では半導体は既に十分な量が確保できていると言われています。では何故新車の納期が異様に長いのかというと、生産した車を海外で売る割合を増やしているからなのだそうです。日本国内で売るより海外で売った方が儲かるから、ということです。これだけの円高であれば、そりゃあ輸出を増やすのは企業としては正しい選択なのでしょうけど、だからと言って国内のユーザーを後回しにして良いのか、私なんかはせっかフォルクスワーゲンからトヨタに乗り換えようかと思っていたのに、やっぱりフォルクスワーゲンにしようかと思い始めています。ただ、トヨタの業績が落ち込んだりしたら、東海地方の景気は沈み込むだろうし、日本全体の景気にも影響するでしょうから、仕方がないのかもしれません。