へぇ〜、そうだったんだぁ

 ラジオ番組をポッドキャストで聴いていたら、大したことではないけれど私が知らなくて「へぇ〜、そうだったんだぁ」と思ったことが立て続けに幾つかありました。まずひとつ目は「産めよ殖やせよ」という言葉は、戦時中の日本政府が作ったスローガンだと思っていたのですが、実は旧約聖書の「産めよ、増えよ、地に満ちよ」という言葉がオリジナルなのだそうです。日本では戦前・戦中はこのスローガンによってたくさんの子供が生まれて5人兄弟とかも珍しくありませんでしたが、戦後はそうでもなくなりました。しかし旧約聖書を信じているイスラエルでは今でもこの言葉に従っているため、出生率は比較的高いのだとか。そして2つ目は聖書つながりで「豚に真珠」という言葉。「猫に小判」の派生として日本で生まれた言い回しだとずっと思っていたのですが、実は新約聖書の中の言葉なのでした。最後、3つ目は三菱鉛筆という会社と三菱財閥系の企業(三菱電機とか三菱自動車とか)は全く関係が無いということ。てっきり、三菱グループの中の一つの企業だと、小学生の時に鉛筆を使い始めた頃からずっと信じて疑わなかったので驚きました。では何故、超大企業の三菱が三菱鉛筆がその社名とロゴマークを使うのを訴えずにいるのかというと、三菱鉛筆の方が歴史が古いからなのだそうです。世の中にはまだまだ知らないことが多いです。