あの人は今

 暫く前のブログで、僧侶の小池龍之介さんが運営するサイトを見ようとしたら、そのサイトごと無くなってしまっていて、一体どこへ行ってしまったのだろうか、というようなことを書いたことがありました。

 そして先日、小池さんの著書でまだ読んだことがない本を書店でたまたま見かけたので手に取ってみたところ、どうやらこれが「どこかへ行ってしまう」直前に書かれた本であるらしいことが分かったので読むことししました。

 本の中身は、まあ割と今までに書かれた本と似たような内容でしたが、前書きや後書きによりますと、小池さん自身の僧としての修行が最終局面に入ってきて、そこをクリアするには一旦家族や弟子やその他の人々との関係を断ち切る必要があると判断したので、瞑想をしながら路上生活者として各地を放浪することにしたのだそうです。修行が終わるのは早ければ1年、長ければ数年かかりそうだと書かれていました。この本の原稿が書かれたのが昨年の9月(出版されたのは今年の1月)ですので、「早ければ1年」ということは、順調にいっていればそろそろ悟りを開いて皆の前に戻ってくる頃なのかもしれませんし、もしかしたら、もっとかかるのかもしれません。いずれにしろ、戻ってきた暁には、またサイトや座禅・瞑想の指導を再開して頂きたいです。

やっかいな人を自分のお城に入れない方法

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