きれいな字

 私の母方の祖父(随分前に他界していますが)は書道家でした。祖父は毎年、孫である私に手書きの年賀状を送ってくれました。書道という芸術のことなど何もわかっていない私でしたが、祖父の書く文字には「何だか温かみのある字だなぁ」と子供心に感動した覚えがあります。
 その祖父の娘である私の母も、わりと自然な流れで書道家の道へ入り、今でも毎日朝から晩まで字を書いているような人です。
 私自身は、小学生の頃は母が開いていた書道教室で他の子供達と一緒に字を習っていたのですが、中学になると学習塾や部活が忙しくなったこともあり、書道からは離れて、それっきりになってしまいました。
 当然のことながら、私の字は上手くはありませんし、それがひとつのコンプレックスになっていることも確かです。


 そんな字が下手な私が注目してしまったのが、『ほぼ日刊イトイ新聞』で今日から始まった「六度法で、きれいな字」という連載です。
 たった3つのルールに従うだけで、きれいな字が書けるのだそうです。ここに登場する講師の方の仰ることが、論理的で解り易く、この人の言う通りにすれば綺麗な字が書けるんじゃないか、という気持ちになりました。明日以降の残り4回の連載も忘れずにチェックしたいと思います (^^)


ほぼ日『六度法で、きれいな字』→http://www.1101.com/rokudo/2011-12-13.html