お気に入りのカフェで開かれたコーヒー教室に参加しました。講師はカフェのマスターで、この教室はこれまでにも何度か開催されていたのですが、いつも平日の昼間だったので参加できませんでした。しかし今回は土曜日の朝でしたので、念願叶ってやっと参加することができました。
「カフェで飲むと美味しいのだけれど、同じ豆を買って帰り家で自分で淹れても同じように美味しいのが出来ない」という声は多いようで、わたしも常日頃からそのように感じていました。今回の教室ではお客さん達のそういった声に応えるべく、ハンドドリップの基本を伝授するための講習が行われました。参加したのは私を入れて8名。男女半々、年齢もバラバラでした。ハンドドリップの基本といっても、大抵のことは一応知っているつもりでいました。何かちょっとしたコツがあって、そういう小さなポイントが違う以外はこれまでの自分の淹れ方で間違っていないだろうと思っていました。しかし、まずドリッパーにセットしたコーヒー(豆を挽いたもの)を少量のお湯で蒸らすという最初のステップで既に自分のやり方とは違っておりました。私はコーヒー全体にお湯が行き渡るようにして蒸らしていたのですが、実はドリッパーに入れたコーヒーの中心部分(500円玉ぐらいの面積)だけにお湯を掛けるのが正しいらしく、周辺部分は最後までお湯に触れずに「土手」のような形で残っていました。なるほどそうだったのか、と早くもショックを受けてしまいました。今回の教室で学んだことはまだまだたくさんあるのですが、取り敢えずはこの最初のステップをマスターしなければ・・・。日曜日に練習してみるつもりです。