アイスコーヒー

 まだ新型コロナの影響が強かった暫く前、私のお気に入りのカフェは喫茶エリアの営業は休止して、コーヒー豆やコーヒー関連の道具とかの販売のみを行っていました。贔屓にしているお店なので微力ながら売上に貢献出来ればと思い、コーヒー豆の他にボトル(ワインボトルのような形と大きさ)入りのアイスコーヒーを買い求めました。コーヒー豆はすぐに消費してしまいましたが、アイスコーヒーは冷蔵庫に入れ、そのまま忘れていました。そして今日になってやっと、そういえばアイスコーヒーがあったっけなと思い出し、晩御飯の後に飲んでみました。アイスコーヒーなんて、だいたい似たようなもんでしょ、ぐらいの先入観を抱いたまま一口飲んで、そういう先入観をうっすらとでも持った自分を激しく恥じるほどの美味しさでした。アイスコーヒーってここまで美味しくできるんだぁ、と驚嘆いたしました。今すぐお店へ飛んで行って更に2〜3本買いたいほどです。ボトルの胴体に巻いてある紙に書いてある説明によりますと、日本名水百選の北海道羊蹄山の湧水を使用してネルドリップで抽出したとのこと。大手のメーカーではないとは言え、1回に仕込む量は数十リットルなのか数百リットルという単位なのでしょう。であるにも拘らず、まるで1杯ずつ丁寧に淹れたかのような完成度の高さは、あっぱれ!

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