野良猫

 猫の出産シーズンが過ぎて暫く経ち、所々で子猫を見かけることが多くなりました。私の通勤ルートには妙な場所があって、もともとは住宅の間の細い通路に野良猫が住みついたのでしょうが、近所の猫好きの人がエサを与えたり、フェンス(子猫が道路に飛び出さないように)を設置したりしてあります。普通ですと住宅の持ち主が「猫にエサを与えないで」みたいな貼紙を掲示して、家主vs野良猫支援者の対立が発生するところなのでしょうが、この場所ではそうはならず、野良猫と飼い猫の中間的な猫が暮らす場所になっています。この日は子供の猫が1匹だけいて、スマホのカメラを向けている私には一切構わずにエサ(誰かが置いておいたキャットフード)を食べていました。