小学校

 「資源分別回収の日」というのが毎月20日前後にあり、古新聞・雑誌、古着などを決められた場所に持っていき、その後に業者が取りに来ます。今月の回収日も20日なのだろうと思い込み、早朝に古新聞などを抱えて回収場所へ運んでいきましたら、いつもあるはずの「新聞」とか「雑誌」とか「ビン」などと書かれたプレートが設置してありませんでした。「あれ?へんだなぁ」と思って立ち尽くしていると、たまたま通り掛ったウォーキング中と思しき女性が「今日は回収日ではないですよ」とおしえてくださいました。
 夜になって会社から帰り(休日出勤してました)、母に尋ねてみたところ、私が住んでいる地域の小学校の運動会が20日に開催されるため今月は19日に回収が行われたということでした。こういう資源分別回収のような活動は小学校の校下(学区)単位で行われ、運営する人もその学区の住民なので、今回のように学校の行事によっては日程がズラされることもあるようです。

 小学校と言えば、子供の数の減少に伴い、随分前から各地の小学校が統廃合されてきていますが、ついに私の母校の小学校も隣の地域の小学校と統合されることが目前に迫ってきました。小学校には思い出がいっぱいありますので、他校と統合されてしまうことは残念ではありますが、仕方がないことだと受け止めています。また、統合された学校の名前がどうなるかは、私としてはあまり拘りが無く、仮にこれまでの校名が無くなってしまったとしても、それも致し方ないと割り切っています。しかし、そう考えない人も多く、どういう名前にするかでかなり揉めているようです。銀行なんかですと、例えば三菱東京UFJのように合併する銀行の名前を単純に繋ぎ合わせることが珍しくありませんが、校名の場合ですとどちらの名前を先に持ってくるかでお互い譲らないでしょうから、大抵は全く別の新しい校名にするのだそうです。そしてこの際、公平性を重んじるあまり特徴の無い、例えば「岐阜小学校」とか「岐阜中央小学校」みたいな趣も何も無い極めてつまらない校名になってしまうことも多いようです。さて、我が母校はどんな名前になるのやら。