ビールの苦味成分とアルツハイマー型認知症

 3、4日前でしたか、ビールの苦味成分がアルツハイマー病に予防効果があるとのニュースがありました。これは東大、学習院大、キリンビールの研究グループが発表したもので、ビールに含まれるホップ由来の苦味成分(イソα酸)が脳内の免疫細胞であるミクログリアを活性化させることによりアルツハイマー病の原因のひとつとされているアミロイドβの脳内への蓄積を防ぐというメカニズムらしいです。実験ではマウスを使ってイソα酸が含まれるエサとそうでないエサを与えて比較したそうです。
 ヒトに置き換えた場合、1日にどれぐらい摂取すると効果があるのか等については書かれていませんでした。赤ワインに含まれるポリフェノールが体に良いからといってワインをたくさん飲むとアルコールの過剰摂取が問題になるように、ビールがアルツハイマー病を予防するからといってたくさん飲めば別の問題が発生します。缶ビール1本程度で効果があるなら嬉しいのですが、たぶんもっと必要な気がします。日本で広く一般的に飲まれているピルスナータイプのビールではなくて、ホップがたくさん使われているIPA(インディアンペールエール)の方が効果があるのかな?

 昨年春頃には、東大とキリンと小岩井乳業の研究グループがカマンベールチーズにアルツハイマー病を予防効果があるとの研究結果を発表しました。ビールに関連する食材が研究対象となり、その効果が次々と明らかになっていくこの流れが続くと、そのうち枝豆とか焼き鳥とかにも同病予防効果があると言われるようになるかもしれませんね ^^;)