パイをめぐる問題

 先日のブログに書いた『カササギ殺人事件』というミステリー小説の下巻は、ぼちぼちと読み進んでいます。上巻のラストシーンが衝撃的だ、という久米宏さんのコメントがあったけど、それほどでもなかったとも書きましたが、下巻の冒頭から物語は衝撃的とまではいきませんが、かなり変わった展開を見せ、これから一体どうなるのか、上巻で広がったストーリーをどう収拾するのか、読者としては心配になるところであります。しかし、先日のブログにも書きましたように、「このミステリーがすごい!」など4冠を制覇した作品ですから、きっと想像も出来ないようなエンディングが待っているのでしょう。ワクワクします。

 

 以前のブログに、どうも食べ物関係に連想してしまうことが多い、ということを書きましたが、この『カササギ殺人事件』の中に「パイ」という苗字の人物が登場します。マグナス・パイという准男爵、その妻のフランシス・パイ、マグナスの双子の妹のクラリッサ・パイの3人が、この物語の中の事件に大きく関与しているので、ページをめくるだびに「パイ」という文字が私の目に飛び込んできます。そして、当然のことながら食べ物系に連想してしまう私は、どうしてもスイーツとしてのパイを思い起こさずにはいられないのでした。パイと言っても様々な種類がありますが、ちょうど街を歩いていてポスター等を目にすることが多かったマクドナルドの三角チョコパイ(チョコレート、キャラメル)を真っ先に思い浮かべ、食べたくなったりもしました。昨日、ついに我慢出来なくなってマックへ入ったら、このパイは既に販売を終了していました!期間限定だったみたいです。残念・・・

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