牛タン

 先日、仙台に住む妹から仙台名物「牛タン」を贈ってもらいました。10センチ角ぐらいの大きさの生肉を味付け(塩味)して冷凍したものが1箱に6個入っていて、それを2箱も贈ってくれました。1箱は冷凍庫へ残して、残りを箱から出して冷蔵庫へ移して半日ほどかけてゆっくりと解凍し、調理の1時間ほど前に冷蔵庫から出して室温に置いておきました。そして、よく熱したフライパンに少量の油を引いて焼きました。肉に同封されていた説明書によると、さっと焼くように書いてありましたが、表面が濃いめのキツネ色になるぐらいまで割としっかり焼きました。

 そして、お皿に盛り付けて、食べてみると、これがもう最高に美味しかったです!牛タンの中にも色々な部位がありますが、今回贈ってもらったのはタンの中でも特に柔らかい「芯タン」で、厚みがあるにも拘らず硬すぎることなく、適度な弾力があり「あ、私は今、牛タンを食べているんだな!」ということが実感できる歯ごたえでした。普通はこの肉を食べ易い大きさに切るようですけど、私はそのままガブリと豪快に食らいつきました。今回は贈ってもらいましたが、自分で注文して取り寄せて食べたい逸品です。

 牛タンには「なんばん味噌漬」という青唐辛子を味噌に漬け込んだものが牛タン専門店で食べると必ず付いてきて、今回贈ってもらった牛タンにも同封されていました。牛タンと一緒に食べるためのものらしいのですが、これについては地元仙台でも賛否両論あるというか好みが分かれるようで、「牛タンと一緒には食べない派」も少なからずいるようです。確かに、牛タンと一緒に食べるとそれはそれで美味しいかと思いますが、私は一緒には食べませんでした。その代わりにレモンを絞って牛タンにかけて頂きました。なんばん味噌漬は、ご飯に乗せて食べても美味しいです。

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