暫く前の休日に名古屋へ行き、午前中に用事をひとつ済ませました。午後からはまた別の用事がそこから歩いて行ける場所であったのですが、まだ1時間半ほどありました。中途半端な時間をどうやって過ごそうかと思いを巡らして、思いついたのがサウナでした。サウナと言っても、普通のサウナではなくて、フィンランドサウナと呼ばれるタイプの結構オシャレな感じのところらしく、女性にも人気だとネットの記事に書いてあるのを読んだことがありました。名古屋の歓楽街の中にあるそのサウナへ行ってみると、確かに女性客が多くて、男性の方は私と入れ違いで帰っていった客が1人いて、その後は私だけしかいませんでした。店側も女性客を重視しているのか、女性の客にはこのサウナの使い方を細かく説明しているようでしたが、私には大まかにザッと説明しただけでした。受付を済ませて、男性のロッカールームへ行き、指定された番号のロッカーを開けると中にはタオル以外に、ノッポさんが被っていたような帽子と毛布のような生地のポンチョ、長いヒモのついた薄い布などが入っていました。これらのものをどうすればいいのか、他には客がいないし、また受付へ行って訊くのも面倒でしたので、取り敢えず、長いヒモが付いた布を体に巻きつけてサウナへ入りました。サウナ内の温度は一般のサウナよりも低くて汗もあまり出なくて、イマイチでした。後で調べてみたら、ノッポさんの帽子を被り、ポンチョを着て入っている写真があったので、そうやって入ってもいいらしいです。機会があればまた行ってみたい気がしないでもないですが、最大の問題点は、男性用のサウナは狭いことで、何だか屋根裏の物置みたいな窮屈なスペースで、独りきりならともかく、2人だと快適には過ごせなさそう。
