最近気付いたこと

 会社からの帰りに駅のホームで電車を待ちながら、そう言えば最近は少年ジャンプとかの漫画週刊誌を駅で読んでいる人をほとんど見かけなくなったなぁ、とふと思いました。何年か前までは、分厚い漫画雑誌を手に持って熱心に読んでいる人(主に若い男性)をよく目にしたものでした。私自身は漫画雑誌は全く読まないのですが、例えば月曜日には週刊少年ジャンプを読んでいる人をたくさん見かけ、水曜日にはサンデーとマガジンを読んでいる人を見かけるので、何曜日にどの雑誌が発売になるのかを自然と覚えてしまうほどでした。漫画雑誌を貪るように読んでいたあの人たちは一体どこへ行ったのか? もしかしたら、そう言った雑誌はネットで電子書籍として読むスタイルへ移行しているのかもしれませんし、スマホのゲームに時間を取られて漫画なんて読まなくなってしまったのかもしれません。漫画雑誌が置いてある場所として真っ先に思い浮かぶのはラーメン屋ですが、今ではラーメンが出来上がるのを待つ時間に漫画を読むのではなく、やはりここでもスマホの画面を見つめているような気がします。床屋にはまだ漫画を置いていそう。いずれにしても「漫画雑誌を読む」というのは、ひとつの「昭和の風景」だったようにも思えてきます。