ブラインドサッカー

 あるラジオ番組を聴いていたら「ジャンルを問わず、最近、凄いなと思った人は誰ですか?」というリスナーからの質問に対して「女子ブラインドサッカーの菊島宙(きくしま そら)選手」とパーソナリティーが答えました。ブラインドサッカーというのは目に障害のある人が、更にその上にアイマスクをして完全に見えない状態でプレーするサッカーで、1チームは5人(4人のフィールドプレーヤーゴールキーパー)で構成されます。ボールの中に鈴が入っていて、その音を頼りにボールの位置を推測することになります。ドリブルをする場合、目が見えないのでボールを両足の間を行き来させながら進んでいくのが普通ですが、菊島選手は目が見える選手と同じようにボールを前へ蹴っていき、インステップでキックさえします。この動画を観て、こんなことが出来る人がいるんだ、と驚いてしまいました。ただ、パラリンピックブラインドサッカーは今のところ男子種目しかないので、菊島選手は出場することが出来ません。東京大会は出れませんが、それ以降の大会で何とか女子も出場できるようになって欲しいものです。


【公式】PARA☆DO!<#137菊島 宙選手>