FIFA女子ワールドカップサッカーカナダ大会が現地時間の6日から始まります。前回優勝の日本の初戦の相手はスイスで、日本時間の9日（火）11:00キックオフとのこと。
男子の場合は、先進国も途上国も、民主的な国も独裁国家も、平和な国も政情不安定な国も、どんな宗教を信仰している国も、それこそ世界中のあらゆる国でサッカーが行われ、ワールドカップを目指しており、その層の厚さは相当なものです。従ってワールドカップに出場するのは勿論大変なことですが、そこで一勝をあげることが如何に困難であるかは言うまでもありません。
一方、女子の場合は、まずイスラム教では女子がスポーツすることは出来ないようですので、イスラム圏の国はワールドカップに参加せず、これだけでも男子に比べると競争相手がかなり少なくなります。
そして、女子の場合は男子ほどプロ化が進んでおらず、莫大な金が絡むことも無さそうですので、ある程度の経済的な余裕がないと女子サッカーをやろうとはなってこないと思われます。
つまりは、女子のサッカーが強い国というは、財政的にある程度余裕があり、女性の社会進出が進んでいる国でもあると言えましょう。そういうことを世界にアピールするための絶好の機会でもありますので、なでしこジャパンには頑張ってもらい、是非とも2連覇を達成して欲しいです。
