空母いぶき

 先日、『空母いぶき』をiTunesでレンタルして観ました。原作の漫画の方は5年間続いた連載が完結したそうですが、そちらは全く読んでいません。映画の方のストーリーは、尖閣諸島に東亜連邦という名の架空の連合国が来て日本の領海・領空を侵犯し、それを排除すべく海自の空母いぶきを中心とした艦隊が対応するというもの。東亜連邦としてありますが、中国を想定しているのは明らか。映像の方は、戦闘機の戦闘シーンはCGばかりで、それ以外はアップで背景があまり映らないシーンが多く、予算の関係で本格的なセットが組めない裏事情が見て取れます。ただ、それを補うかのように、出演者は豪華でした。首相役は佐藤浩市さんでしたが、この人も首相を演じる年齢になったのだなぁ。空母いぶきの艦長は西島秀俊さんで、常に冷静沈着で、多くを語らず表情だけで演技をするシーンが多く、ちょっと物足りませんでしたが、カッコ良かったです。

空母いぶき

空母いぶき

  • 発売日: 2019/11/05
  • メディア: Prime Video