暫く前からコーヒーよりも紅茶を飲む方が多くなっておりましたが、年末年始に急に美味しいコーヒーが飲みたくて仕方がなくなる場合に備えて、やはり手元にあった方が良かろうと思い、お気に入りのカフェへコーヒー豆を買いに行きました。昼下がりのコーヒータイムの時間帯でしたが、年も押し迫ってくると流石にゆっくりとコーヒーを飲んでいるヒマなど無いのか、他に客はいませんでした。せっかくなので、まずは一杯飲むことにし、今回は数あるスペシャルティコーヒーの中からエルサルバドルの浅煎りをオーダーしました。エルサルバドルは年によって豆の出来・不出来に波があるようで、出来が良い年の豆は他の追随を許さないほどバランスの取れた無敵な美味しさなのですが、今シーズンは平均的な風味でした。
エルサルバドルをじっくりと味わった後、フレンチローストのブレンドの豆を購入し、カフェを出て自転車で自宅へ向かいました。途中、長良川に架かる橋の上で立ち止まり、金華山を眺めました。山頂には岐阜城があります。肉眼で見ると、全体の広がりを感じながらも、山の上の岐阜城の部分をアップで捉えたイメージを頭の中で都合よく組み合わせているようで「いい眺めだなぁ」と思うのですが、写真に撮ると散漫になり印象が大きく異なります。
来年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は明智光秀が主人公で、岐阜では「戦国武将ゆかりの地」とか「大河ドラマの舞台」といったキャッチコピーが入ったポスターなどを目にしますが、果たして岐阜がどの程度ストーリーに絡んでくるのか興味があるので、取り敢えず最初の3話ぐらいは観てみようかと思っています。
