ピペット

 会社の分析担当部署でピペットを使用するのを見ました。思い返してみると私がピペットというものに初めて触れたのは、たぶん小学校5年生ぐらいの理科の実験だったと思います。その後も中学、高校の化学の実験とか大学の授業でも使いました。それらは全てピペットを口で吸って液体を引き上げ、口を離して指で押さえ、その指をずらしながら液体を滴下させる、という使い方をしていました。会社へ入ってから、ゴム製のピペッターというものがあることを知りました。しかし、今ではそれを使う人は少数派で、ポンプ式のピペッターや電動式を使う人が多いのだそうです。久しぶりにピペットを手にし、昔ながらの口で吸って指で押さえる方法で使ってみました。口で吸うところまでは良かったのですが、指で押さえてもピペット内の液体はどんどん下へ落ちていきました。指先がカサカサで隙間があり、ピペットを密閉できないのでした。若い頃はこんなことは無かったのに ^^;)

アズワン ゴムピペッター 黒 50mL /5-3067-01